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N高グループ、100種類以上の講座から選べる「+ONE授業」やZEN大学の授業を履修できる「特別聴講生制度」などを発表

 角川ドワンゴ学園 N高等学校、S高等学校、R高等学校、N中等部は、9月3日に「The Nth DAY.(N=3443)学校法人角川ドワンゴ学園×株式会社ドワンゴ 教育事業発表会」を開催。同発表会において、N高開校10年を迎える2026年4月より導入する新しいコース編成・授業制度などを発表した。

 角川ドワンゴ学園 N高等学校、S高等学校、R高等学校で構成されるN高グループは現在、「ネットコース」「通学コース」「オンライン通学コース」「プログラミングコース」「通学プログラミングコース」の5コースを展開する。今回の発表により、2026年4月から「ネットコース」と「週5・週3・週1+コース」の2コースへと変更して、新たな学びの選択肢としてチケット制を取り入れた「+ONE(プラスワン)授業」を開始する。

 「+ONE授業」は、専用チケットを使用して受講する授業システムで、通常の授業に加えて、生徒一人ひとりの目標に応じた個別サポートを受けられる仕組みとなっている。チケットは、学園専用アプリ「N Lobby」からいつでも購入可能で、生徒は自由に組み合わせて授業をカスタマイズできる。

 チケット制の導入によって、必要な分だけ受講が可能になる。従来は、塾や予備校で補っていた学びを学園内で完結させられるため、家庭での教育費用の負担や通塾にかかる時間といった、近年の課題を解消する。また、授業は基本的に単発で受講可能なので、学ぶ期間やペースは生徒自身で柔軟に設定でき、長期パックでの購入は通常よりもリーズナブルな価格設定となっている。

 授業は、予備校の一流講師や現役エンジニア、デザイナーといった各分野のプロフェッショナルが担当。英語や数学といった基礎科目から、プログラミングやデジタルデザイン、資格取得対策、大学受験対策まで、幅広い内容を用意する。

 選べる講座は100種類以上あり、志望校受験対策、総合型選抜対策、英検などの資格試験対策、プログラミング講座、学習習慣形成サポートといった、自身の興味や目標に合わせて自由に選べる。授業選びに迷った場合は、メンターが一人ひとりの目標に寄り添って、適切なサポートを行う。

 チケットは、すべての「+ONE授業」を受講可能な「+ONEチケット」、各コースを選択すると毎月自動で付与される「コース基本チケット」、入学時にすべての生徒へ自動で付与される「お試しチケット」の3種類を用意する。入学時・進級時には、コースごとに無料チケットが配布される。

 あわせて、4月に開学した関連校のオンライン大学「ZEN大学」と連携して、生徒を対象とした「特別聴講生制度」を2026年4月に開始する。同制度によって、生徒は高校在学中にZEN大学の授業を履修できるようになり、大学レベルの学びを費用負担なく、いち早く体験できる。

 同制度では、N高グループに在籍する生徒は、ZEN大学が開講する全279科目の中から指定された授業を無料で受講できる。特別聴講生として修得した科目は、N高グループを卒業した後にZEN大学に入学した場合、最大30単位まで認定される予定となっている。

 特別聴講生の募集は2026年1月の開始を予定しており、利用にあたっては高校のレポート提出状況など一定の条件を満たす必要がある。なお、同制度はZEN大学への進学を前提としたものではなく、制度を利用してもZEN大学に進学する必要はない。

 さらに同発表会では、N高等学校・S高等学校・R高等学校、N中等部に、2026年度からファッションデザイナーのコシノジュンコ氏デザインによる新しい制服を導入することが発表された。N高グループ、N中等部には服装に関する校則がないので、任意で制服を購入してファッションを楽しめる。なお新制服は、2026年度入学生から購入が可能。

コシノジュンコ氏のデザインによる新たな制服のイメージ
コシノジュンコ氏のデザインによる新たな制服のイメージ
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https://edtechzine.jp/article/detail/12970 2025/09/08 16:40

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