東京都市大学は、Elsevier(エルゼビア)の研究情報管理システム「Pure」を活用し、同大専任教員の研究成果(論文や研究データ)などに、誰もが自由にアクセスできる新たな研究者ポータルサイトを開設したことを、10月17日に発表した。

同ポータルサイトは、既存の各種研究者データベースと連携し、研究活動を多角的に把握・分析する機能を備え、研究者と利用者の双方にとって利便性の高いサイトとなっている。このサイトを通じて、同大教員の研究内容をより身近に知ることができ、学内外での共同研究や新たな交流のきっかけになることが期待される。
抄録・引用文献データベース「Scopus」や、研究者情報データベース「researchmap」などと連携し、さまざまなデータソースからリサーチ情報をシームレスに収集できる。
英語版サイトの実装もあり、「SDGs分野別の研究成果」「社会的なインパクト」「研究者ネットワーク」などの可視化や、論文から抽出したキーワードの自動表示など、国際的な連携・研究戦略の推進や、学内外の研究連携を促進するサイトとなっている。

なお同件は、東京都市大学のオープンアクセス化推進に伴い、2024年度に採択された「オープンアクセス加速化事業」補助金(文部科学省)の事業計画に基づき導入したものである。
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