ポップコーンは、同社の運営するメディア「大学パワーランキング」において、「2025年度入試 志願者数大幅増加大学ランキング」を8月28日に公開した。
同ランキングは、2025年度入試における各私立大学の志願者数動向と、2024年度志願者数を比較したものとなる。2025年度の動向は、2~3月にかけて公開情報を横断的な収集・集計して作成されている。

「2025年度入試 志願者数大幅増加大学ランキング」で1位となったのは甲南大学で、前年比137%の志願者数増加を記録した。入試日程の早期化や外国語科目の共通問題化といった柔軟な入試改革を実施したことで、関西圏の中堅私立大学として大幅な志願者数の増加となった。
2位の日本大学は、前年の23%減から一転して前年比122%と復調し、約1万6000人増の約9万2000人の志願者を集めている。
3位の学習院大学は、皇室ゆかりの伝統と都心立地の利便性が安全志向の受験生から評価されたことで、前年比113%となった。
4位の中央大学は、法学部の伝統的強みと都心回帰戦略が受験生の関心を集め、前年比112%となった。これは、MARCH内トップの伸び率を記録している。
そのほか全体的な傾向として、18歳人口の増加や新学習指導要領による新課程入試の初年度であること、安全志向の高まりが複合的に作用し、多くの私立大学で志願者数が大幅増加した結果となった。
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