カシオ計算機は、ICT学習アプリ「ClassPad.net」のアップデートを、11月28日に実施した。これにより、教員と生徒双方の使いやすさ向上を目的として、提出箱機能のUI／UXが刷新されたほか、グループワークや協働学習を促進する新たな機能が追加された。
ClassPad.netは、デジタルノートや授業支援、学習ツール／オンライン辞書などの学習コンテンツを統合し、教員と生徒によるインタラクティブな授業や生徒同士の議論に使える、思考力の育成や効率的な学びに役立つICT学習アプリ。
教育現場では多様な学習ツールを効果的に統合し、生徒の主体的な学習を促進する仕組みづくりが重要な課題となっている。特に、グループワークにおける学び合いを促進し、教員が学習状況を的確に把握できるプラットフォームが求められている。
こうした教育現場のニーズに応えるため、ClassPad.netでは現場の教員の声を取り入れながら、グループワーク機能の追加、単語帳小テスト機能の追加など約5年間、2か月に1度の継続的な機能改善を実施してきた。
今回のアップデートでは、各課題の提出状況を一目で把握できる新たな画面構成を採用した。また、特定の生徒の提出物を個別に抽出して表示することが可能となったほか、課題の内容に応じて、生徒の提出物の表示／非表示を切り替えられるようになった。さらに、生徒同士がお互いの提出物に対して「いいね」で評価し合える機能が導入され、グループ単位での成果物提出にも対応した。
加えて、2025年11月28日から2026年5月にかけて、ClassPad.netの無料トライアルと、教員間での活用の輪を広げる「先生紹介キャンペーン」が順次実施される。無料トライアルでは、デジタルノート、学習ツール、授業支援など、今回のアップデート内容を含む最新のClassPad.netを体験できる。先生紹介キャンペーンでは、紹介した側、紹介された側の双方に特典が用意される。
無料トライアルやキャンペーンの詳細、サービス全般に関する情報は、同社の特設ページで確認できる。
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