授業支援クラウド「スクールタクト」を提供するコードタクトは、「私学の探究カンファレンス vol.2」を12月18日にオンラインで開催する。参加費は無料。

SNSやオンラインゲームをきっかけとしたトラブルは低年齢層にも広がり、学校現場では「デジタル・シティズンシップ教育」の充実が求められている。特に私立学校では、トラブルが子どもたちの学びだけでなく、学校ブランドや保護者の信頼にも影響するため、より細やかな対応が求められる。
同イベントでは、成城学園初等学校の秋山貴俊教諭による6年間の実践から、ICTツールを使い、児童生徒のリアルな行動や衝突を「生きた教材」として活用する学びの工夫を紹介する。また、建学の精神や教育目標を重視する私立学校ならではの特色を生かしつつ、トラブルや衝突を恐れず、「経験から学ばせる」デジタル・シティズンシップ教育への転換の意義を、文部科学省の学校DX戦略アドバイザーを務める為田裕行氏と共に考える。
開催日時は12月18日の18時~19時30分で、Zoomを使用して行われる。対象は、私立小・中・高・中高一貫校の教員・教育関係者で、特に「デジタル・シティズンシップ教育の具体的な実践方法を知りたい人」「児童生徒間のトラブルを避けるため、ICTの機能使用に踏み切れない人」「スクールタクトのコメント機能などを活用し、児童生徒の学び合いを深めたい人」「他校の教育実践や課題解決の知見を得て、ネットワークを広げたい人」に向けた内容となっている。参加には事前申し込みが必要。
当日は、秋山教諭からの実践の紹介、秋山教諭・為田氏による対談「トラブルを『教材』に変える教師の役割」、質疑応答・参加者との意見交換が行われる予定。
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