ITエンジニア向け転職・就職・学習プラットフォーム「paiza(パイザ)」を運営するpaizaは、福岡女子商業高校と教育連携協定を締結したことを、8月26日に発表した。

同協定に基づき、同社が提供するIT学習プラットフォーム「paizaラーニング 学校フリーパス」を活用した継続的なプログラミング教育の支援に加え、キャリア選択に役立つ情報提供を強化することで、IT業界のジェンダーギャップ解消と地域におけるIT人材不足の解消に貢献していく。
これまでも福岡女子商業高校とは、paizaラーニング 学校フリーパスの導入を通じて連携してきたが、この度の教育連携協定締結により、より一層の協力体制を構築し、IT業界が抱える課題解決に向けて具体的な行動を起こしていく。特に、未来のIT業界を担う女子生徒がITの可能性を「知り」、未来のキャリアを「考える」きっかけを提供することで、女性のIT分野への進出を後押ししていくという。
また、協定締結後、初の具体的な取り組みとして、7月16日に福岡女子商業高校にて、第3回目となるIT人材育成イベント「未来のITキャリアを描く」が実施された。イベントでは、同社代表の片山良平氏が、IT業界で働くということにおいて、ITの可能性やキャリアパス、オフィスや文化にいたるまで生徒に働くイメージを持ってもらうための講演をした。また、LayerX バクラク事業部 エンジニアリングマネージャーの新多真琴氏が登壇し、自身のキャリアパスや業務内容、女性エンジニアとしての経験談を紹介した。

続くプログラミングワークショップでは、生徒たちは実際に手を動かしてコードを書き、ITスキルの楽しさや奥深さを体験した。

さらに、第5回AI甲子園inやまがたの優勝校である福岡女子商業高校「AI部」の生徒や有志の生徒との座談会も実施。同世代の先輩からIT学習の経験談や将来の夢を聞くことで、参加生徒たちはITへの興味や将来の夢をさらに育んでいた。

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