atama plusは、同社の提供するAI教材を活用した入試プログラムが、大東文化大学における2026年度総合型選抜入試に導入されることを、7月16日に発表した。同入試プログラムへの申し込みは11月12日まで受け付けており、12月8日17時までの学習期間中は単元が修了するまで何度も繰り返し無料で学習できる。

大東文化大学の2026年度総合型選抜入試において、同社の入試プログラムが導入されるのは、英米文学科、中国語学科、法律学科、健康科学科、看護学科となる。学科ごとに指定される教科・科目の単元を学習し修了すると、総合型選抜への出願資格を得られるほか、学科によっては出願要件のうち自己推薦書や課題論文の試験が免除される。
今回、同社の入試プログラムが導入されることで、学科試験を必須としない総合型選抜でも、個別最適な学習を通じて入学後の学びの質を高めるために必要な学力を身につけられる。また、高校で学んできた科目などの「履修歴」ではなく、指定単元の「修得」を出願資格とすることで、学ぶ意欲さえあれば誰でもチャレンジできるようにする。
なお同学では、入学者選抜(入試)において入試方式ごとに
- 知識・技能
- 思考力・判断力・表現力
- 主体性・多様性・協働性(主体的に学ぶ姿勢)
という「学力の3要素」を評価している。従来の総合型選抜ではとりわけ「思考力・判断力・表現力」や「主体性・多様性・協働性(主体的に学ぶ姿勢)」に重点を置いて、受験生と大学とのマッチングを通じた選抜を行ってきた。
2026年度入試では、「知識・技能」をより一層重視する入試方式として「AI教材を活用した入試」を新設。ama plusが提供するAI教材では、AIが生徒各自の得意・苦手を分析し、最短ルートで効率的な学習を可能にする。これにより、年内入試を受験する受験生に対しても、高校での教科・科目と大学での学びの「つながり」をしっかり理解して、「なぜこの勉強をするのか」「将来どんな学びにつながるのか」を自分ごととして考えるきっかけを提供する。
同学では入試改革と連動する形で同教材を活用し、受験生の基礎学力の向上と、主体的な学びへの取り組みをサポートしていく。
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