Classiは、長野県軽井沢町が、同社の提供する小中学校向け保護者連絡サービス「tetoru(テトル)」において、2025年度より「個別連絡機能」を導入することを7月16日に発表した。

軽井沢町教育委員会には、欠席・早退した児童生徒に対し、宿題や連絡事項を個別かつ確実に伝えたいという現場の教員からの要望が寄せられていた。そのような要望に対し、普段から使い慣れているtetoru内に個別連絡機能が追加されたことから、既存のツールを活用し教員の働き方改革につながる施策として、同機能が導入された。
tetoruの個別連絡機能は、教員が児童生徒一人ひとりの保護者に対し、個別にメッセージを送信できる機能。これにより、欠席連絡の翌日の連絡事項や、欠席が続く場合の状況確認など、これまで電話やグループ設定で行っていた連絡業務の効率化に貢献する。費用は、1校・施設あたり月額1500円、年間1万8000円(税別)となる。
個別連絡機能の特徴は次のとおり。
1.学校から保護者への個別連絡をデジタル化
欠席・遅刻・体調不良・けが・持ち物忘れ・委員会活動や登下校時間の変更など、個々の児童生徒や家庭ごとに必要な連絡を、教員がtetoru上から直接保護者へ送信できる。
2.教職員の業務負担を削減
従来の電話連絡ではつながるまで何度もかけ直す必要があったが、tetoruの個別連絡機能により、ワンクリックで連絡が完了。履歴も自動で記録され、証跡管理も容易となる。
3.保護者の利便性向上
共働きや日中不在の家庭でも、都合の良いタイミングでスマートフォンなどから連絡内容を確認可能。連絡の行き違いも防止できる。
4.セキュリティとプライバシーにも配慮
連絡内容は個別にやり取りされ、個人情報の管理も強化。安心して学校・家庭間のコミュニケーションが行える。
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア