博報堂DYホールディングスは、同社グループの社会貢献活動の一環として提供している中高生向けの探究学習プログラム「Hasso Camp(ハッソウキャンプ)」について、学校単位で実施するプログラムの内容をさらに拡充させたことを、7月16日に発表した。参加費は無料。

Hasso Campは、学校単位で実施する通年開催の「Hasso Camp」と、夏休み期間中に高校生が個人で参加できる「Hasso Camp Project ミライ」の2種類のプログラムを設けている。今回、学校単位で中高生向けに実施するHasso Campのプログラム内容をさらに拡充した。「社会の課題」「地域の課題」「自身の課題」という3つの大きなテーマのもと、2024年度から提供しているプログラムに加えて、同社グループの多様な領域のスペシャリストたちと新たに開発した「身近なアンコンシャスバイアス(無意識の偏見)をなくすアイデアを考える」「通うのが楽しくなるメタバース学校を考える」「地球温暖化で暑くなるミライへの適応策をデザインする」といったプログラムを追加する。
実施当日は同社社員が講師やチームメンバーとして参加し、中高生に同社グループが大切にしている「生活者発想」や「クリエイティビティ」を体験してもらいながら、身の回りの社会課題について未知なる答えを導く発想力を育んでいく。
プログラムの概要は次のとおり。
「Hasso Camp」プログラム
社会や地域、自身の課題をテーマに、中高生の「発想力」を育む120分のプログラム。独自のフレームワークを用いて、新たな視点の発見やアイデアの発想に挑戦してもらう。通年開催しており、場所は東京都港区赤坂で実施される。対象は中学1〜3年生、高校1〜3年生で、定員は4~30名。同プログラムは学校単位での申し込みとなる。
「Hasso Camp Project ミライ」プログラム
高校生とさまざまな専門領域を持つ同社社員が1つのチームになり、夏季休暇期間の3日間をかけて社会的テーマに挑戦するプログラム。チームでの実践の中で未知なる答えを導く「発想力」を育み、ともに未来を創造する。開催時期は8月で、場所は東京都港区赤坂と都内近郊(フィールドワーク)で実施される。対象は高校1〜3年生で、定員は30名。同プログラムは個人での申し込みとなる。なお、2025年度の申し込み受付は終了している。

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