Classiは、同社が提供する小中学校向け保護者連絡サービス「tetoru(テトル)」の集金機能が、高知県四万十市に導入されたことを5月20日に発表した。

tetoruは、「手と手をとりあう」をコンセプトに2022年4月にリリースされた、小中学校と保護者をつなぐコミュニケーションツール。学校現場の業務効率化と教育の質向上を目的に開発されたサービスで、学校と保護者の連絡機能は無料で利用することができ、オプションとして教育委員会から保護者への一斉連絡機能のほか、4月より集金機能をリリースしている。
四万十市では、放課後児童クラブおよび放課後子ども教室の運営を「スマイルはたっこ」に委託しており、運営の課題について事務局と協議する中で、保護者の利便性向上、運営における業務効率化を期待し、市内の放課後児童クラブ6施設、放課後子ども教室8教室でtetoruの導入を決定した。学童保育における保護者向けの連絡手段を、すでに小中学校で導入されているtetoruに合わせることで、保護者が小学校からの連絡と学童保育からの連絡を1つのツールで確認することができ、欠席連絡をする際にも、学校への連絡と同一画面で学童の欠席も入力できることから、連絡における保護者利便性向上が期待されている。
また、これまで利用料については、保護者が毎月振り込みにて入金していたが、学童保育事務局では振り込み結果の消込の手間や、未納対応への課題があった。そのため、tetoruの連絡機能に集金機能を付帯し導入。tetoruの集金機能は、保護者自身のスマートフォンから振替口座を登録し毎月自動振替とするもので、振替依頼書作成の手間を省き、銀行口座などの情報を事務局が扱う必要がなくなるので、管理上のリスクを回避できる。さらに、事前通知や未納通知はtetoruでほぼ自動的に連絡され、集金額の調整も行えるので未納の場合は翌月に前月分の振替を合わせるなど、業務の効率化が図られると期待されている。

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