菅公学生服（カンコー学生服）は、毎月最終火曜日に結果を発信している調査レポート「カンコーホームルーム」のVol.228において、小学・中学・高校生の子どもを持つ保護者2400名を対象に実施した、「学校教育でのデジタル端末利用の状況」に関する調査結果を1月28日に発表した。同調査は、2024年12月に行われている。
調査対象者に、自身の子どもは学校の授業でデジタル端末を利用しているかを尋ねたところ、「利用している」という回答は82.0％に達し、小学生では84.5％、中学生では81.6％、高校生では79.9％だった。
デジタル端末を使った授業について、どのように思うかを尋ねた質問では、「とてもよい」（26.0％）と「まあよい」（58.6％）を合わせた割合が8割超に達している。
デジタル端末を使った授業について、そう思った理由を自由に答えてもらったところ、デジタル端末を使った授業を好意的に評価した人からは「今の時代に必要だと思う」「将来につながると思う」「大人になったら使うので慣れてほしい」といった時代性や将来のために必要なスキルであることや、「授業がわかりやすいと感じるから」「効率よく勉強できる」「学校を休んだ時も授業を受けられるから」といった授業の質向上や利便性がよいからなどの理由が挙げられた。
一方、否定的に評価した人からは「目が悪くなる」「上手く使いこなせているかわからない」「学習内容が定着するか不安」「SNSやYouTubeも見られるから」「マンガを読んだり、遊んでしまうから」「故障などのトラブルもあるから」「毎日の持ち帰りでランドセルが重い」といった意見が寄せられている。
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