カシオ計算機は、電子辞書「EX-word(エクスワード)」の新機種として、2025年の大学入学共通テストで新たに出題科目に追加された「情報I」のコンテンツを収録した高校生向けモデル「XD-SA4900」を、2月6日に発売する。カラーは、ホワイト、ブラック、ブルー、ピンクの4色。価格はオープンで、公式オンラインストアでの税込価格は5万5000円。
「XD-SA4900」は、「情報I」のコンテンツとともに、学習環境の変化や個人の学習スタイルに合わせて、自由にコンテンツを入れ替えられる機能を搭載した電子辞書。
「情報I」コンテンツには、「情報I」の教科書6社13点分を集約した河合出版の「高等学校 情報I 重要キーワード736」を収録し、頻出ワードや重要ポイントをわかりやすく学べる。そのほか、山川出版社の「山川一問一答」と「山川用語集」の新課程版も収録し、高校の新学習指導要領に対応している。
さらに本体のストレージ容量を大幅に増やし、本体にあらかじめ収録されているコンテンツと追加購入したコンテンツを自由に入れ替えることによって、使用者が最適な電子辞書にカスタマイズできるようになった。
また、複数の辞書コンテンツでまとめて検索する際に、検索結果の表示順を変更可能な「検索優先設定」機能が追加されている。
画面はTFTカラー液晶の5.7型タッチパネルで、文字入力方式はキーボード、手書き、ソフトキーボードとなる。電源は単3形アルカリ乾電池×2本。サイズは幅158.5×高さ18.4×奥行き102.0mmで、重さは電池込みの約295g。
なお「EX-word」新機種としては、ほかに高校生向けモデル「XD-SA4200」、中学生向けモデル「XD-SA3900」、小学生向けモデル「XD-SA20000」、プロフェッショナルモデル「XD-SA20000」、生活・教養モデル「XD-SA6500」、コンテンツ追加用の「XD-SA6500」も発売される。
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