エン・ジャパンは、茨城県の「ソーシャルインパクト採用プロジェクト」を2025年2月に開始することを発表した。同プロジェクトでは、エン・ジャパンが運営する採用支援サービスを通じて、茨城県の教員を公募する。
茨城県は2025年度から、教員選考試験の1次試験における「教職専門(教育法規や教育心理などの知識と理解を問うもの)」を廃止するとともに、民間企業との併願者や教員への転職希望者の受験を促すべく、外部試験による選考枠を新設している。
同県は、これまでもエン・ジャパンを通じ8名を校長として民間から採用するなど、多様な人材を積極的に登用しており、民間出身者ならではの知見やネットワークを活かして、さまざまな教育プログラムを導入してきた。
今回の、茨城県における「ソーシャルインパクト採用プロジェクト」では、過去に公募によって採用した「民間校長」と同様に、多様なバックグラウンドを持つ人を含め、公立学校における「教員」を募集する。
出願期間は2025年2月25日〜3月24日で、「いばらき電子申請・届出システム」にて申請を受け付ける。
一般選考の場合は、第1次試験として、2025年5月11日に専門教科の筆記試験を行う。第2次試験として2025年7月12日・13日には小中高・養護・栄養の個人面接、模擬授業など、2025年7月19日・20日には特別支援学校の個人面接、集団活動を実施する。
外部試験(SPI3)による選考の場合は、第1次試験として基礎能力検査を2025年4月21日〜5月16日に行う。その後の第2次試験は一般選考と同じだが、一般選考と外部試験の併願は不可となる。
一般選考と外部試験のいずれにおいても、結果は、2025年8月上旬頃に通知される。
なお、同プロジェクトにおいてエン・ジャパンは、プレスリリースや特設ページ(2025年2月オープン予定)、Web広告での告知に加えて、同社の運営する各求人サイトにて集客支援を実施する。「エン転職」「エンゲージ」「AMBI」「ミドルの転職」と、ターゲットの異なるそれぞれの求人サイトを活用することによって、網羅的に求人を届ける。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア