モリサワは、同社が提供するフォントサブスクリプションサービス「Morisawa Fonts」において、教育機関/公共団体向けのプランを2025年早春から提供開始することを、12月18日に発表した。
今回提供予定の「Morisawa Fonts 教育機関/公共団体プラン」の「設備ライセンス」を使うことで、教育機関および公共団体が管理する共有の設備PCに「Morisawa Fonts」に収録されている、2000書体以上の豊富なフォントライブラリーを導入できる。デバイス単位のライセンス形態で、商業利用も可能となる。
同プランにより、教育現場における充実したフォント環境が実現するほか、UD(ユニバーサルデザイン)フォントをはじめとする高い可読性と視認性を備えたモリサワのフォントが、公共団体の広報紙や案内表示などさまざまな情報伝達を支援する。
「Morisawa Fonts 教育機関/公共団体プラン」の契約期間は1年・3年・5年から選択でき、ライセンス形態はデバイスライセンスとなる。1ライセンスあたりの提供価格は以下の通り。
教育機関向け
- 1~9ライセンス:2万7720円/年
- 10~39ライセンス:2万5080円/年
- 40ライセンス以上:1万7160円/年
公共団体向け
- 1~9ライセンス:4万4220円/年
- 10~39ライセンス:4万2240円/年
- 40ライセンス以上:3万9600円/年
「Morisawa Fonts 教育機関/公共団体プラン」の提供開始に伴い、従来製品「教育機関/公共団体向け MORISAWA PASSPORT」は段階的に新規契約・契約更新の受付を終了し、サービスの提供を終了する予定となる。2025年度以降の新書体は「Morisawa Fonts 教育機関/公共団体プラン」で提供される。
なお「教育機関/公共団体向け MORISAWA PASSPORT」を利用中のユーザー向けに、2025年度以降の新書体を利用するための方策として「Morisawa Fonts 教育機関/公共団体プラン」のライセンスに無償で切り替え対応を行う「新書体サポートプログラム」を実施する。
そのほか「Morisawa Fonts 教育機関プラン」では、学生や教職員PCのフォントを教育機関が管理できる「学生ライセンス」「教職員ライセンス」のほか、学生や教職員、学内設備PCのフォントを学校単位で導入できる「包括ライセンス」を、2025年早春から提供する予定となっている。
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