チエルは、同社の提供する「eTeachers GIGA SCHOOL」を11月にアップデートして、新たにGoogle Workspace for Educationの活用を促進するツール「eTeachers UP ツール」の提供を開始することを、11月5日に発表した。
「eTeachers GIGA SCHOOL」は、GIGAスクール構想の実現に向けて教員のICT活用をサポートするサイトとして、2022年5月に開設されている。同サイトでは、基礎・基本の徹底に役立つ「フラッシュ型教材」をはじめ、「GIGA端末の活用」「教員がすぐに授業で役立てられる」に重点を置いたツールを提供してきた。
今回の「eTeachers GIGA SCHOOL」のアップデートは、教員の端末活用をさらに支援すべく行われる。あわせて提供が開始される「eTeachers UP ツール」は、Google ClassroomをはじめとするGoogle Workspace for Educationをより効果的に活用すべく、教員からの要望に応えて開発されている。これまで教育委員会向けに提供されていたツールの一部を、「eTeachers GIGA SCHOOL」を通じて教員個人でも利用できるようになった。
無料の「Standardプラン」では、ページ上で簡単に付箋を作れるGoogle スライド用の拡張機能「スライドようかんたんふせん」が利用可能。小学校低学年でも直感的に操作できるため、Google スライドを使用した協働学習をサポートする。
「Premiumプラン」(月額480円)では、12月に提供終了となるGoogle Jamboardの代わりに、Google スライドを使えるようにする「スライドようかんたんふせん+」と、計7つの機能で構成される教員用アドオン「eTeachers UP」など、9種類のDXツールが提供される。
DXツールにはそれぞれ、「eTeachers GIGA SCHOOL」アドバイザーの教員による、わかりやすい解説が付属しているので、学校現場で直ちに活用できる。また、すでに「Premiumプラン」を契約している教員は、追加料金なしでDXツールを利用できるようになる。
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア