日本電気（NEC）は、CPU強化やOSバージョンアップといった基本性能・機能の向上に加えて、AI活用を促進する「Copilotキー」やメンテナンスの手間を軽減する「ハードウェア・スキャン機能」の追加によって利便性を高めた、教育・ビジネス向けノートパソコン「VersaPro」シリーズの新機種11タイプ30モデルの販売を、8月28日に開始した。
今回販売が開始された新機種では、全タイプで新バージョンのWindows 11 ver.24H2を搭載し、チャット型AIアシスタント「Copilot in Windows」を利用できる。さらに9タイプのキーボードには、「Copilot in Windows」をワンタッチで起動可能な「Copilotキー」を新たに備える。これにより、メールの下書きや議事録作成などにおけるAI活用を促進し、タスクの効率化や⽣産性向上を支援する。
さらに、14インチ液晶ディスプレイ搭載モバイルノートパソコン（タイプVM）、および15.6インチ液晶ディスプレイ搭載ビジネスノートパソコン（タイプVE、VF）では、インテル第13世代CPUを採用することで基本性能を強化。それとともに、タイプVGを除く10タイプの新機種では、CPU、メモリ、バッテリといった主要部品に対して、問題がないかを診断して利用者によるメンテナンスの手間を軽減する「ハードウェア・スキャン機能」が新たに搭載された。
なお、10タイプ（教育機関向けパソコン「VersaPro E タイプVR」を除く）では、「Microsoft Office Home ＆ Business 2024」の選択肢も新たに追加されている。
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