ポプラ社は、同社が教育ICTプラットフォーム「MottoSokka!(もっとそっか!)」を通じて、小・中学校向けに提供している読み放題型電子図書館「Yomokka!(よもっか!)」が、2024年度より山梨県山梨市の小中学校全11校で採用され、順次活用が開始されたことを7月12日に発表した。
ポプラ社の「Yomokka!」は、教育委員会を通じて山梨市の市立小学校8校と中学校3校に一括導入された。今回の導入により、児童生徒約2200名に1人1台ずつ配布されている端末を通じて、「Yomokka!」に掲載されている4300冊以上(2024年7月現在)の多様なジャンルの電子書籍にアクセスできるようになった。
デジタルでも多様な読書ニーズに応えていくことで、子どもたちの自発的な読書活動の増加が期待されるとともに、クラス全員が同じ電子書籍に同時にアクセス可能な「Yomokka!」の「読み放題型」という特性を活かして、教科書掲載作品や調べ学習に役立つ学習資料といった、授業でのICT教材としても活用できる。
「Yomokka!」は、「いつでも、どこでも、好きなだけ!」をコンセプトに、子どもたちの読書環境を支え新たな読書体験を提供することを目指した、読み放題型電子図書館。インターフェースは、子どもたちが直感的に操作可能になるよう工夫されており、導入に時間をかけることなく使い始められる。また、単に本を読むだけに留まらず、さまざまな本と出会える機能も備えている。
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