Waffleは、女子およびノンバイナリーの中高生を対象に、IT教育プログラムとキャリア支援を提供する「Waffle Camp ホームタウン」を、7月から8月にかけて全国6都市で開催する。参加費は無料。
同プログラムは、IT・理系への苦手意識をなくし、かつIT・理系への関心を高めるべく行われる、1日完結のWebサイト制作講座。本年度の開催にあたっては、三菱みらい育成財団のカテゴリー2「教育事業者等が行うより先進的、特徴的、効果的な『心のエンジンを駆動させるプログラム』」に採択され、助成を受けている。
プログラム当日は、HTML/CSSを使用してオリジナルのWebサイトを作る。スキルの習得に加えて、IT分野で働く現役の女性エンジニアによるキャリア講演も行われ、その後の進路選択などに活かせる内容となっている。またプログラムの開催後は、参加者を対象とした事後のフォローアップ講座として「Waffle Club」も開催する。
関東ブロックの開催日および開催都市は、8月5日が千葉県、24日が千葉県印西市。募集予定人数は、いずれも20名となっている。
北陸ブロックの開催日および開催都市は、8月2日が福井県、18日が新潟県長岡市で、長岡市での開催のみオンライン開催も行われる。募集予定人数は、福井県での開催が50名、新潟県長岡市での開催が20名となっている。
中部ブロックは、8月9日に長野県上伊那地域での開催。募集予定人数は20名となっている。
関西ブロックは、7月28日に兵庫県豊岡市で開催される。募集予定人数は20名となっている。
参加対象は、開催都市に在住・在学する女子中高生で、性自認が女性およびノンバイナリーの人を含む。参加申し込みは、それぞれの開催自治体にて受け付けている。
なお、昨年度は2023年7月~2024年3月にかけて全国17都市で開催した。プログラムの参加者にアンケートを取ったところ、プログラミングへの興味関心について、参加前は70%だったのに対して参加後は92%に向上した。興味関心についての点数も、参加前は5点満点中平均4.05点だったのに対し、参加後は平均4.51点となっている。
理系学部や理系関連への興味については、参加前が64%だったのに対し、参加後は81%となった。興味関心についての点数も、参加前の中平均3.76点(5点満点)から、参加後は平均4.19点となった。
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