モリサワは、神戸市、大学都市神戸産官学プラットフォーム、先端教育機構 事業構想大学院大学との4者で、神戸市域が抱える課題解決を目指して、産官学共創による「神戸の未来創生に向けた大学経営人材育成プロジェクト研究」をスタートしたことを、5月22日に発表した。
同プロジェクトでは、大学経営に関する高い専門スキルを持った大学職員の育成を目指す。あわせて、大学経営の高度化、ブランディングによる魅力の充実を図ることで、多くの受験生などに選ばれ、地域社会に新たな価値を創出する大学づくりにつなげつつ、神戸市域の持続可能な地域社会への貢献も目的とする。
モリサワは、同プロジェクトの趣旨に賛同し、大学との連携強化および地域貢献を目的に参画した。自社の製品・サービスを通して、地域活性化や共生社会の推進に積極的に取り組んできた知見を活かし、「ブランディングにおけるフォントの役割」や「情報のユニバーサルデザイン」についての解説・資料作成支援といった、「情報発信の質向上」を中心としたプロジェクトを行う。
あわせてモリサワは、企業版ふるさと納税(地方創生応援税制)を通じて神戸市への寄附を行っている。同プロジェクト研究は、同寄附金を財源に運営される。
同プロジェクトの期間は6月~2025年4月で、全20回行われる。参加対象は、プラットフォームの参画大学の大学職員、自大学の大学経営の意思決定に携わる職員、もしくはその職員が推薦する職員、受講内容を学内で広く啓発し、実践してくれる人。会場は、KOBE Co CREATION CENTER(兵庫県神戸市)およびオンライン。
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア