アイリスオーヤマは、教育現場におけるICTの活用を推進するため、ディスプレイタイプの「アイリスモデル電子黒板(IB-65UHD02B)」601台を和歌山県和歌山市内の市立の教育機関53カ所に導入したことを、5月8日に発表した。
文部科学省は、2018年に発表した「教育ICT化に向けた環境整備5か年計画」により、教育現場のICT化を進めている。さらに、同省が2019年12月に打ち出したGIGAスクール構想を契機にディスプレイタイプの電子黒板への需要が高まり、2020年にはディスプレイタイプの電子黒板がプロジェクタータイプの電子黒板の市場を上回った。今後も文教市場におけるディスプレイタイプの電子黒板の需要は高まることが見込まれている。
今回導入されるディスプレイタイプの「アイリスモデル電子黒板」は、シンプルでわかりやすい機能とデザインにより、教員や児童生徒が直感的に操作できる。資料の投影に加え、表示画面に直接書き込めるため、教員が従来の板書や教材準備にかける負担を軽減できる。また、メジャー・図形ツールや画面録画、タイマーなどの豊富な機能を搭載することで、授業の効率化を支援する。さらに、多様なICT機器をワイヤレスで簡単に接続でき、グループ学習にも適している。
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