みんなのコードは、千葉県印西市立原山小学校との2023年度の取り組みをまとめた報告書「千葉県印西市立・原山小学校における新たな学び『情報探究の時間』実践報告」を、3月22日に公表した。
印西市では、まちづくり政策のひとつとして掲げる「子どもたちの未来を育み誰もが心に豊かさをもたらすまちづくり」の一環として、2023年4月にみんなのコードとの連携協定を締結している。同協定は、情報教育をさらに前進させるための重要な取り組みのひとつとなる。
原山小学校は、2023年度には授業時数特例校の指定を受けて情報を学ぶ時間を確保し、情報教育の発展に積極的に取り組んでいる。みんなのコードは、同校の取り組みを印西市内の他の小・中学校へ広げるべく、情報教育のモデルカリキュラム開発をサポートした。
2020年の学習指導要領改訂において、小学校における情報教育はプログラミング教育が必修化された。しかしながら、みんなのコードは子どもが体系的に学習できるようにするには、小学校段階から「情報を学ぶ時間」を設立し、情報活用能力を育成する時間を確保する必要があると考えている。そのような考えから、原山小学校との取り組みでは、公立学校において体系立てた情報教育の時間をつくることで、他の地域や自治体のモデルケースとなることを目指したという。
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