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ティーファブワークス、AIや双方向通信が可能な「AkaDako」シリーズのエントリーモデル「タコラッチ・ミニ」を発売

 ティーファブワークスは、フィジカルコンピューティング教材プラットホーム「AkaDako(アカダコ)」シリーズのエントリーモデル「タコラッチ・ミニ」を、3月6日に発売した。価格は2970円。

 「AkaDako」シリーズは、パソコンにUSB接続するだけで、理科の測定器や技術・情報のAI・通信教材、図工・美術のツール、社会や総合の課題解決教材、探求のデータロガーなど、幅広い用途で利用できるフィジカルコンピューティング教材プラットホーム。

 「AkaDako」を使って開発した教材は配布が可能で、開発環境は従来のScratchに加えて、今春からはViscuitへの対応も予定している。また、iPad導入校でもLightning変換コネクタを使用することで、有線接続(給電と通信)ができるので、教室で発生しがちだったBluetooth接続トラブルや事前充電、電池の用意から解放される。

タコラッチ・ミニ
タコラッチ・ミニ

 今回発売された「タコラッチ・ミニ」は、「タコラッチ」を低コスト化したエントリーモデルで、USBコネクタ一体型なのでスムーズな授業が可能になる。明るさセンサー、人感センサー、フルカラーLEDを搭載し、基本的にアプリをインストールすることなく使える(iPadではアプリが必要)。拡張デバイス(Grove)は50種類以上で動作確認済みとなっており、AI(画像認識、音声認識、生成AI)やインターネット経由の双方向通信も利用できる。

 そのほか、新たなイノベーションを生み出す主体的な課題解決授業が実施できる「課題解決カード」や、ミノムシクリップケーブル×2本が付属するとともに、「タコラッチ・ミニ」用のScratch編テキスト「AkaDakoであそぼう♪」がオンラインで無料配布されている。また、「タコラッチ・ミニ」用のオフィシャル教材集も用意する。

付属品一覧
付属品一覧

 なお、教材会社経由の販売では、プラスチックケース入りとなる。

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https://edtechzine.jp/article/detail/10769 2024/03/11 16:10

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