EDUCOMは、同社が提供する統合型校務支援システム「EDUCOMマネージャーC4th」が秋田県の小中学校等において順次導入されることを、12月19日に発表した。文部科学省「次世代の校務デジタル化推進実証事業」に採択された秋田県において、校務支援システムの仕様共通化、クラウドサーバー環境の構築、統合認証基盤の構築等のセキュリティ対策を実施し、学校現場における校務DXの推進に貢献する。
「EDUCOMマネージャーC4th」は、同社がクラウドあるいはオンプレミスで全国の小中学校向けに提供する、教員の校務効率化を支援する統合型校務支援システム。全国の約500自治体、約1万の小中学校で利用されている。
今回のクラウド型校務支援システムの導入は、文部科学省が推進する次世代の校務支援システムの導入を具体化するもので、システムのロケーションフリーな活用を可能とすることが期待されている。将来的に場所を問わず業務が行えるようになることで「時間外在校時間の削減」「働き方の柔軟化」にもつながると考えられる。また、県内で共通の校務支援システム導入を進めることにより「教職員の人事異動時における負担感の解消」が見込まれる。
今後同社は、学校支援システムの導入にとどまらず導入後の運用の定着、活用促進まで徹底したサポートを提供してきた実績と知見を活かし、児童生徒1人1台端末の時代にふさわしい校務支援システムのクラウド化を促進する。そして、学校現場における校務DXを実現し、先生方の働き方改革や教育の高度化に貢献していく。
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