スマートフォンなどのモバイル保険「スマホケ」を提供するワランティ少額短期保険は、私立小学校に通う子どもがおり、その子どもにタブレット端末を持たせている保護者を対象に実施した、私立小学生のタブレット端末破損に関する実態調査の結果を9月26日に発表した。同調査は、9月19日~20日の期間に行われ、111名から有効回答を得ている。
調査対象者に、小学校で利用するタブレット端末を、子どもが壊した・なくしてしまったことがあるかを尋ねたところ、壊したことが「かなりある」が24.3%、「ややある」が41.4%、なくしたことが「かなりある」が25.2%、「ややある」が40.5%だった。
小学校で利用するタブレット端末を子どもが「壊したことがある」と答えた人に、子どもがタブレット端末を壊した理由や背景について尋ねた質問(複数回答)では、「落下による損傷」(65.5%)がもっとも多く、以下「水濡れによる故障」と「経年劣化による故障」(いずれも63.1%)が続いている。
小学校で利用するタブレット端末を子どもが「なくしたことがある」と答えた人に、子どもがタブレット端末をなくした理由や背景について尋ねたところ(複数回答)、「落として紛失した」(71.2%)が最多となり、「置き忘れた」(53.4%)がそれに続いた。
小学校で利用するタブレット端末を子どもが「壊したことがある」と答えた人に、子どもが壊してしまったタブレット端末はどのように対応したかを尋ねた質問(複数回答)では、「新しいタブレット端末を購入した」(72.6%)がもっとも多く、以下「メーカー保証や保険等を利用して交換・修理した」(54.8%)、「全額自費で修理に出した」(42.5%)が続いている。
子どもが壊してしまったタブレット端末を、「全額自費で修理に出した」と答えた人に、子どもが壊してしまったタブレット端末の修理にかかった費用を尋ねたところ、「5万円以上」が29.0%、「4万円~5万円未満」が12.9%、「3万円~5万円未満」が41.9%という結果となった。
子どものタブレット端末の取り扱いについて、どのような印象を受けたかを尋ねた質問では、「かなり雑」が13.5%、「やや雑」が56.8%となっている。
子どものタブレット端末の取り扱いについて、「かなり雑」「やや雑」と答えた人に、子どものタブレット端末の取り扱いについて、雑さをどのような場面で感じるかを尋ねたところ(複数回答)、「タブレット端末を落とす事が頻繁にある」(64.1%)がもっとも多く、「バッグにそのまま入れ、他の物と一緒にする」(56.4%)、「風呂などの水場で操作する」(51.3%)がそれに続いた。
そのほか、子どものタブレット端末の取り扱いについて、雑さを感じる場面を自由に答えてもらったところ、「乱暴に扱う」「高価な貴重なものとは思っていない」といった回答が寄せられている。
タブレット端末の故障などに対応する「タブレット端末保険(モバイルの保険)」に加入しているかを尋ねた質問では、「加入している」(79.3%)、「加入していない」(20.7%)だった。
「タブレット端末保険(モバイルの保険)」に「加入している」と答えた人に、現在どのような「タブレット端末保険(モバイルの保険)」に加入しているか、もっとも当てはまるものを選んでもらったところ、「端末メーカー保険」(39.8%)が最多となり、以下「保険会社の保険」(29.5%)、「キャリア保険」(23.9%)が続いている。
子どもにタブレット端末を持たせる場合、100円から加入できる「故障・破損・水濡れ・盗難」などに対応する保険に加入したいと思うかを尋ねた質問では、「非常にそう思う」が36.0%、「ややそう思う」が48.6%となった。
100円から加入できる「故障・破損・水濡れ・盗難」などに対応する保険に加入したいと「非常にそう思う」「ややそう思う」と答えた人に、100円から加入できる「故障・破損・水濡れ・盗難」などに対応する保険が必要だと思う理由を尋ねたところ(複数回答)、「保険料が安いので入りやすいから」(77.7%)がもっとも多く、以下「端末が損傷した際に修理費用を抑えることができるから」(41.5%)、「子どもはタブレット端末を壊しやすいから」(40.4%)が続いている。
そのほか、100円から加入できる「故障・破損・水濡れ・盗難」などに対応する保険が必要だと思う理由を自由に答えてもらった質問では、「保険にはいっていれば安心」「水筒をこぼすことが多いので、水濡れに対する補償がほしい」といった回答が寄せられた。
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