ジェイシー教育研究所(学書グループ)は、探究型学習をより学校や塾、アフタースクールなどの教育現場に導入しやすい「サス学クラウドサービスSGX」の普及版となるデジタル教材「SGX-light」を開発し、9月4日より提供を開始した。
同社は、2020年からの学習指導要領改訂で特に重視されている「思考力・判断力・表現力」を養うアクティブラーニングとしての探究型学習「サス学」の普及のため、2018年から「サス学クラウドサービスSGX」を開発・販売してきた。
従来の「サス学クラウドサービスSGX」が講師認定を伴う本格的なライセンス教材であることと比して、「SGX-light」は教員や講師、誰もが手軽に導入・実践できる探究型学習教材として文字通りライトな仕様、価格で提供される。教室で展開するスライド教材を搭載したアプリ(Windows版)に3つのトピック講座がラインナップされ、オリエンテーション動画がパッケージングされた「スタートパック」(5万円)により探究型学習をすぐに始められる。
「SGX-light」は「SDGs×探究型学習」を標榜する社会課題解決型の学習プログラムとして、未来を作る子どもたちの学習動機を高め、将来の進路・職業選択にも大きな影響を与える多様なコンテンツがそろっている。
全30からなるトピック講座から「スタートパック」の3講座以外にも自由に選択して追加購入(1講座1万2000円)できることも「SGX-light」の特徴と言える。小学生向け講座として作られているが、中高生も活用できる内容となっている。
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