SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EdTechZineオンラインセミナーは、ICTで変わりつつある教育のさまざまな課題や動向にフォーカスし、最新情報をお届けしているWebメディア「EdTechZine(エドテックジン)」が主催する読者向けイベントです。現場の最前線で活躍されているゲストの方をお招きし、日々の教育実践のヒントとなるような内容を、講演とディスカッションを通してお伝えしていきます。

次回のオンラインセミナーは鋭意企画中です。準備が整い次第、お知らせいたします。

EdTechZineオンラインセミナー

EdTechZineオンラインセミナー

EdTechZineオンラインセミナーは、ICTで変わりつつある教育のさまざまな課題や動向にフォーカスし、最新情報をお届けしているWebメディア「EdTechZine(エドテックジン)」が主催する読者向けイベントです。現場の最前線で活躍されているゲストの方をお招きし、日々の教育実践のヒントとなるような内容を、講演とディスカッションを通してお伝えしていきます。

ニュース

自動写真サービス「とりんく」、画像認識AI技術が文部科学省の実証事業に採用、教育現場で実証事業を開始

 エクサウィザーズは、子会社のVisionWiz(ビジョンウィズ)が提供する、写真関連の業務を自動化できるサービス「とりんく」の画像認識AI技術を活用した取組みが、文部科学省の実証事業として採択されたことを、7月18日に発表した。初等中等教育が抱えている重要課題に対し、先端技術や教育データを効果的に利活用することによって解決・改善を図るため、7月から石川県加賀市および大阪府箕面市の教育現場で事業を開始している。

 教育現場において適切な学習環境の整備や教育的取組の質向上を実現するためには、その効果を適切に評価し、継続的に改善することが必要不可欠となる。しかし、アンケートやインタビュー、現場立ち会いなどを行う従来の方法では、施策実施から評価まで複数年の期間を要することが通例となっており、検証と改善の効率性などに課題があった。

 今回の実証事業では、VisionWizが教育分野でのAI活用を推進するために運営する「とりんく教育研究所」に蓄積してきた、自治体や研究機関などとの連携ノウハウのほか、同社が保育施設や習い事教室などに自動写真サービス「とりんく」を提供することにより蓄積してきた、画像認識AI技術および動作解析・表情分析モデルなどを活用する。

 教育現場の状況・行動認識に特化した推論能力を持つAIを活用することで、従来の人による観察や記録による方法に対し、より客観的なデータに基づく評価を実現する。加えて各プロセスのAIによる効率化により、検証から改善までの期間の短縮および実施内容の高度化を図る。

 加賀市における実証事業では、教員および子どもたちの授業中の様子や行動をカメラで撮影・AI解析し、授業スタイルの変化と子どもの学びの変化との関係性などを評価する。そして、教員研修で「どのような資質能力をつければ子どもの学びの変容につながるのか」という指標の策定および研修の効果測定を実施する。

 箕面市における実証事業では、支援学級に在籍する子どもたちの授業中の様子や行動をカメラで撮影・AI解析する。そして特別支援教育などの専門的な知見を有する学識者と連携することで、その集中の状況や表情などに加え、児童の日常的な状況・行動などを判断するAIモデルを開発する。

関連リンク

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EdTechZine(エドテックジン)
https://edtechzine.jp/article/detail/9744 2023/07/19 17:30

おすすめ

記事アクセスランキング

記事アクセスランキング

イベント

EdTechZineオンラインセミナーは、ICTで変わりつつある教育のさまざまな課題や動向にフォーカスし、最新情報をお届けしているWebメディア「EdTechZine(エドテックジン)」が主催する読者向けイベントです。現場の最前線で活躍されているゲストの方をお招きし、日々の教育実践のヒントとなるような内容を、講演とディスカッションを通してお伝えしていきます。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

記事アクセスランキング

記事アクセスランキング