ビズリーチは専修大学と提携し、同社が運営するOB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」を同大学に導入することを、7月10日に発表した。卒業生の名簿管理をデジタル化することで、全学生は最新の卒業生情報に基づいたOB/OG訪問が可能となる。
同大学は現在、独自の就職支援システムでOB/OG訪問が依頼できる環境を学生に提供している。しかし、その環境に必要な「卒業生の在職名簿」について、提供企業数の減少や各企業におけるOB/OG訪問ルールの変更などにより、適切な情報を保持することが困難な状況となっていた。
一方で学生にとってのOB/OG訪問は、興味のある業界や企業で働いている卒業生から、ホームページや説明会では知ることができない情報を直接聞ける貴重な機会であり、自身のキャリア形成のための有効な手段となることからニーズも高く、その環境整備は喫緊の課題となっている。
「ビズリーチ・キャンパス」は、大学ごとに学生と卒業生がオンラインでOB/OG訪問できる環境を提供するサービス。登録する卒業生は、自身のプロフィールページを作成し、転職などにより経歴が変わっても自身で最新の情報を登録できる。これにより、キャリア形成支援課がこれまで対応していた、OB/OGの在籍確認の工数の大幅な削減が可能となる。加えて、学生は最新の卒業生情報を閲覧したうえで「ビズリーチ・キャンパス」のアプリからOB/OG訪問を依頼し、自身の志向性に合った卒業生との接点を増やせる。
今回、同大学は「学生」と「後輩のキャリア形成を支援する卒業生」を結ぶ環境を整備するため「ビズリーチ・キャンパス for 専修大学」の導入に至った。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア