日本電気(NEC)は、文部科学省が毎年度実施する全国学力・学習状況調査に向けて、児童生徒5000名以上の自治体からランダムに抽出された対象に実施した、「全国の教育委員会におけるデジタルツール導入状況に関する実態調査」の結果を6月23日に発表した。同調査は、2022年9月~2023年3月の期間に4回に分けて行われ、799の自治体から有効回答を得ている。
調査対象の自治体のうち768の自治体に、学習eポータルの導入状況を尋ねたところ、「導入済み」が79%、「実証用として導入済み」が6%、「未導入」が15%となった。
調査対象のすべての自治体に、学習コンテンツの導入状況を尋ねた質問では、「導入済み」が85%に達している。
調査対象の自治体のうち451自治体に、オンライン授業支援ツールの導入状況を尋ねたところ、「導入済み」が76%を占めた。
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