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教育現場でのICT活用事例紹介(大学・専門学校)

「note」を使った総合型選抜の入試プログラムを実施した桜美林大学、そのねらいとは?


 少子化が進む中、各大学では自大学の魅力を伝え、より意欲の高い学生に入学してもらうために、さまざまな工夫を凝らしている。若者にとって魅力的な学部・カリキュラムの新設に加え、入学試験についても一般選抜とは異なる新しい手法を採用するケースが増えてきた。近年、探究的な学びに力を入れている桜美林大学もそのひとつだ。同大学の教育探究科学群では、メディアプラットフォーム「note」と連携し、総合型選抜に活用する入試プログラムを実施している。そのねらいやプログラム当日の模様、今後期待する点について、桜美林大学の高大連携コーディネーターとして入試の運営などを担う今村亮氏と、note株式会社のディレクターである青柳望美氏に伺った。

待っているだけでは「意欲ある志願者」に出会えない

──まずは桜美林大学における現在の学生募集の状況と、それらに関する課題について教えていただけますか。

今村氏(以下敬称略):2021年に100周年を迎えた桜美林大学は、特定の分野だけではなく、隣接した分野も広く学ぶことができる「学群制」を取っています。学群は徐々に増えており、毎年1~2万人に上る志願者の中から2620人が入学しています。

 もともと本学では予測不可能な「VUCAの時代」を迎えるにあたり、従来の偏差値教育とは異なる「新しい時代を生き抜くための力」を身につけることを大切にしてきました。そのため一般選抜、いわゆる筆記テストのみで志願者を集めることに対して違和感を持っており、面接や書類審査などを中心とした総合型選抜や学校推薦型選抜による合格者が、学部によっては定員の3割から4割ほどを占めています。

 しかし18歳人口の減少により、大学側が待っているだけでは「意欲ある志願者」に出会えなくなりつつあります。そこで、高校時代から主体的に活動している受験生が本学を知って志願するとしたら、「出会いの機会」となる体験型の入試方法が有効ではないかと考えたのです。その中でnoteとの連携を思いつき、私たちからご相談させていただきました。

桜美林大学 高大連携コーディネーター 今村亮氏
桜美林大学 入試部(アドミッションズオフィス)高大連携コーディネーター 今村亮氏

青柳氏(以下敬称略):実は大学入試での活用はnoteにとっても初めてのことで、大変驚きました。今村さんに改めてお伺いしたいのですが、どのような経緯があってnoteと連携してみようと思われたのでしょうか?

note株式会社 ディレクター(公共・教育担当)青柳望美氏
note株式会社 ディレクター(公共・教育担当)青柳望美氏

今村:今回の入試プログラムは、2023年度の4月に新しく開設した「教育探究科学群」の入試過程のひとつとして実施しました。もともと教育探究科学群では「発信する好奇心」をテーマに掲げており、学生が自分の関心分野で学びたいことを発信する授業の準備を進めていました。その際、教員がnoteを試用し手応えを得ていたことから、入試にも活用してはどうかという着想につながったのです。

 教育探究科学部は新しい教育を探究する学部で、従来の教育学部を現代的にアップデートしたものです。具体的には、心理学や社会学といった教育学の隣接分野において多くのフィールドワークを経験し、実践的に学ぶ手法を取っています。現在、教育界では多様なプレイヤーとしての役割が求められています。ですから、卒業後は学校の教員だけでなく、さまざまな形で新しい教育の担い手となることを期待しています。

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2日間のプログラム参加で入学試験の一部が免除に

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この記事の著者

伊藤 真美(イトウ マミ)

エディター&ライター。児童書、雑誌や書籍、企業出版物、PRやプロモーションツールの制作などを経て独立。ライティング、コンテンツディレクションの他、広報PR・マーケティングのプランニングも行なう。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です


森山 咲(編集部)(モリヤマ サキ)

EdTechZine編集長。好きな言葉は「愚公移山」。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です


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