NTTドコモのモバイル社会研究所は、関東1都6県の小学生と中学生、およびその保護者を対象に実施した、「2022年親と子の調査」のうち、小中学生のICTに関わるスキルについての結果を、5月18日に発表した。同調査は、2022年11月に行われ、600名から有効回答を得ている。
調査結果によれば、小学校高学年および中学生では「携帯電話での文字入力」と「パソコンのキーボード入力」ができる割合が、2018年の調査開始以来はじめて並んだ。
![小中学生のICTスキル(実施可能と回答した割合)](http://et-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/9409/9409_fig01.png)
これは、小中学生の「パソコンのキーボード入力ができる割合」が、とりわけGIGAスクール構想が運用された2021年以降、毎年増加していることに起因する。
![パソコンのキーボード入力ができる割合](http://et-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/9409/9409_fig02.png)
タブレット端末・パソコンを利用した授業の頻度をみると、パソコン入力スキルだけでなく全項目で授業頻度が多いとICTスキルが高くなっている。スキルの中には、情報開示やセキュリティに関する項目も含まれており、学校の授業の中でもこういった内容が含まれていることが推察される。
![ICTスキルとタブレット端末・スマートフォンを利用した授業の頻度](http://et-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/9409/9409_fig03.png)
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