TwoFiveは、大学が管理運用するドメイン(1114校、4060ドメイン)を対象に実施した、送信ドメイン認証技術DMARCの導入実態に関する調査結果を、5月18日に発表した。
同調査は、国立大学86校/1691ドメイン、公立大学99校/321ドメイン、私立大学625校/1393ドメイン、短期大学304校/655ドメインに対して、1月~5月の期間に行われている。
調査結果によれば、DMARCの導入率は全体で9.4%に留まっており、なりすましメール対策が進んでいないことが明らかになった。
DMARC導入ドメインのうち、86.6%はポリシーがnoneであり、quarantine、rejectといった強制力のあるポリシーへの切り替えも今後の課題と言える。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア