日本システム技術は、「GAKUEN」事業の主要製品である戦略的大学経営システムにおいて、新製品となる「GAKUEN RX 奨学金」を開発し、4月1日に発売した。
「GAKUEN」シリーズは、大学の事務業務や教育をトータルでサポートする戦略的大学経営システムとして、1994年10月から販売されている。
今回、発売された「GAKUEN RX 奨学金」は、独立行政法人の運用する奨学金や大学独自の奨学金といった奨学金情報を一元的に管理できる。奨学生や異動情報などのデータを加工することなく「GAKUEN」に取り込めるほか、適格認定用のファイル出力や減免申請に向けた管理簿の作成も可能となっており、大学における業務効率化が実現する。
教務情報との連携による、学生・保護者・教職員への奨学金情報の公開にも対応する。成績や履修といった各種教務情報と奨学金の種別や採用年度、異動状況など奨学金情報を組み合わせた受給者管理ができるようになり、奨学金受給が危ぶまれる学生への事前指導など受給者支援に役立つ。
さらに、学籍情報や教務情報などと合わせた、奨学金データの一元管理を可能にし、大学経営や学生支援を目的とした高度なデータ活用を実現する。
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア