【おさらい】絵文字を入力してみよう!
Chromebookのソフトキーボードには2000種類以上の絵文字が収録されています。左下にある「スマイル」ボタンから絵文字入力に切り替えられます。
【おさらい】絵文字カード
「絵文字カード」とは、絵文字を「Google Jamboard」の付箋機能と組み合わせて、絵カードとして使うことです。詳しくは第10回の記事を参照してください。
問題の解き方を考えよう! 数図ブロックは絵文字で!「絵文字ブロック」
「絵文字ブロック」とは
「絵文字ブロック」とは、絵文字スタンプ(第10回記事参照)を数図ブロックとして使うことです。
「数図(すうず)」とは
数を一目で捉えられるように図式化したもので、教科書では下図のような「○印」で表されています。
「数図ブロック」とは
ブロックの表面に数図の丸を表示したもので、1年生の「数の学習」で使われています。
使用アプリ
- Google Jamboard
展開
(1)課題設定
(2)練習問題
第1問:とりが3わいます。そこへ2わとんできました。あわせてなんわですか。
この問題をブロックで表してみましょう。
はじめに、問題文に合わせて絵文字スタンプ(付箋の色を透明にした絵文字カード)を並べ、その下に正方形の絵文字スタンプを並べましょう。次に手書きで線をつないで(1対1の対応)数が同じか確かめます。「あわせて」なので、はじめにいた数と飛んできた数をたしざんの式に表しましょう。答えを書くのも忘れずに。
従来の学習でも具体物(絵)と対応させて半具体物(数図ブロック)を並べ、そこから数字や式を作っていきます。基本的にはそれと同じですね。
第2問:りんごが8こ、みかんが5こあります。りんごはいくつおおいですか。
いくつ多いかは線をつなげなかったものの数が答えになるので、考え方が見てわかりますね。
第3問:1つのベンチに3人ずつすわっています。ベンチ4つでは何人すわれますか。
ここでは「図形」を使ってみましょう。
図形の挿入方法
「図形」→挿入したい図形を選択→任意の形にドラッグします。
縦3点リーダー→「コピーを作成」を選択します。
このように「図形」を使うと、さらに問題文の内容をわかりやすく整理することができますね。
第4問:はこにクッキーが3枚ずつ4れつはいっていました。そのうち5まいたべました。クッキーはなんまいのこっていますか。
応用問題にも挑戦してみましょう。
まず、はじめに箱にあるクッキーの数を表して式を作ります。次に、食べた(減った)数だけクッキーの絵文字ブロックを削除して式をつなげましょう。
絵文字ブロックは問題に合わせてさまざまな使い方がありますね。
(3)まとめ
以下のことを学習のまとめとして押さえましょう。
- 計算問題の考え方
- 図形の挿入方法
- 絵文字は具体物として使えること
【ちょいワザ】絵文字の絵の数
このアイスクリームの絵文字は1つのお皿に3つのアイスが乗っています。このように、絵文字によっては数のまとまりになっているものもあるので、かけ算などでうまく使いこなしてみてください。