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EdTechZineオンラインセミナーは、ICTで変わりつつある教育のさまざまな課題や動向にフォーカスし、最新情報をお届けしているWebメディア「EdTechZine(エドテックジン)」が主催する読者向けイベントです。現場の最前線で活躍されているゲストの方をお招きし、日々の教育実践のヒントとなるような内容を、講演とディスカッションを通してお伝えしていきます。

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低学年でもできますよ! 誰でも簡単GIGA端末活用術 Chromebook編

協働学習への第一歩! 低学年から遊びを通して1人1台端末を使った共同編集に挑戦しよう

低学年でもできますよ! 誰でも簡単GIGA端末活用術 Chromebook編 第15回

 GIGAスクール構想により、1人1台端末が実現しました。これまで特別な存在だったコンピューターが当たり前の文房具として使われ始めています。しかし、実際の学校現場でうまく活用できているか、不安を感じている先生も多いのではないでしょうか。特に小学1年生や2年生は、そもそもコンピューターの操作ができないと思われがちです。ですが、そんなことはありません。できることはたくさんあります。本連載では、低学年担任ならではの問題や困りごとを解決する実践を、「低学年でもできますよ!」を決め台詞に紹介していきます。連載最終回となる今回は、共同編集の最初の一歩を体験できる実践をお届けします。

はじめに

 これまでこの連載で紹介してきた実践は基本的に一人ひとりが個別に行う学習活動です。しかし、1人1台端末を使うからこそできる学びには「共同編集」もあります。コンピューターやアプリの基本操作と同じように、いきなりできるようにはなりません。共同編集とはどのようなものかを、遊びを通して体験的に学んでおきましょう。

「共同編集」とは

 複数のユーザーが1つのファイルに同時にアクセスして作業することです。

共同編集はここから始めよう! 付箋で言葉をつなげる!「ふせんしりとり」

「ふせんしりとり」とは

 3文字の言葉を入力した付箋を、共同編集機能を使ってしりとりの要領で並べていくことです。

「ふせんしりとり」
「ふせんしりとり」

使用アプリ

  • Google Classroom
  • Google Jamboard

注意

 Google Jamboardは2024年をもって提供終了となります。本実践はほかのホワイトボードアプリでも実施できるので、ぜひ代替アプリで取り組んでみてください!

展開

(1)課題設定

先生
みなさんが高学年に進級して「共同編集で付箋ワークをしましょう」という場面で、「共同編集??? そんなこといきなり言われてもできん!」となっては、みんなが困ってしまいますね。そうならないよう、低学年のうちに練習しておきましょう。今回のめあては「みんなで作ろう」です
「ふせんしりとり」の課題設定とめあて 「ふせんしりとり」の課題設定とめあて
「ふせんしりとり」の課題設定とめあて

(2)ふせんしりとり(実物)

 はじめに、実物の紙の付箋を使って共同編集のイメージをつかみましょう。4人1グループになってそれぞれ自分の付箋の色を決めます。そこに3文字の言葉を書いてしりとりのようにつなげていきます。付箋はグループごとに分けたホワイトボードなどに順番に貼っていきましょう。

紙の付箋を使って共同編集のイメージをつかむ 紙の付箋を使って共同編集のイメージをつかむ
紙の付箋を使って共同編集のイメージをつかむ

(3)ファイルアクセス

 イメージがつかめたらGoogle Jamboardの共同編集用のファイル(Jam)へアクセスしましょう。そのためには教師側で準備が必要です。

ファイル共有

 共同編集用のJamを作成し、児童端末からアクセスできるようにしておきましょう。Google Classroomを使えば簡単にファイルを共有することができます。付箋を並べていく場所(先ほどの実物の例ではホワイトボード)を各グループに配布するようなイメージでJamを共有しましょう。

共同編集用Jamの準備操作

 新規Jamを作成し、任意の名前(ここでは「ふせんしりとり」)に変更します。その後「フレームバーを展開」からフレームを追加してください。フレームの数はグループの数、もしくは最大数の20にしてもよいでしょう。

共同編集用Jamの準備操作 共同編集用Jamの準備操作
共同編集用Jamの準備操作

共同編集用Jamの共有操作

 Google Classroomの「授業」から「作成」→「課題」を選びます。タイトルは先ほど作成したJamと同じ名前にするとわかりやすいのでおすすめです(ここでは「ふせんしりとり」とします)。「Googleドライブに追加」アイコンをクリックし、ファイル選択で先ほど作成したJamを選びます。「挿入」をクリックし、共有方法を「生徒がファイルを編集できる」に変更した上で「割り当て」をクリックします。

共同編集用Jamの共有操作 共同編集用Jamの共有操作 共同編集用Jamの共有操作 共同編集用Jamの共有操作 共同編集用Jamの共有操作
共同編集用Jamの共有操作

 子どもたちはGoogle Classroomの「授業」からファイルへアクセスし、自分のグループ番号のフレームを選びます。

自分のグループ番号のフレームを選択 自分のグループ番号のフレームを選択
自分のグループ番号のフレームを選択

(4)ふせんしりとり(共同編集)

 紙の付箋と同じように「ふせんしりとり」を始めましょう(Google Jamboardでの付箋操作は第3回記事参照)。

「ふせんしりとり」の様子 「ふせんしりとり」の様子
「ふせんしりとり」の様子

(5)まとめ

 学習のまとめとして以下のことを押さえましょう。

  • 共同編集とはどのようなものなのかということ
  • 共同編集のやり方
  • 低学年でも共同編集はできるということ

【ちょいワザ】フレームバーを展開

 フレームバーを展開するとすべてではありませんが、複数のフレームがサムネイルで表示されます。細かいところまでは見えませんが、各グループの様子を確認する際に活用できます。

フレームバーを展開 フレームバーを展開
フレームバーを展開

次のページ
コンピューターで昔遊びが大進化! 共同編集の可能性は無限大!「ゴイゴイ凄ろく」

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この記事の著者

林 孝茂(ハヤシ タカシゲ)

 兵庫教育大学附属小学校教諭。兵庫教育大学大学院学校教育研究科修士課程在籍。ICT夢コンテスト2020優良賞受賞。Type_T(とにかくやってみるプログラミング教育ティーチャーズ、NPO法人タイプティ)メンバー。著書に『逆引き版 ICT活用授業ハンドブック』(共著、東洋館出版)、『事例と動画でやさし...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です


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