Googleは、ホワイトボードアプリ「Google Jamboard」の提供終了を9月29日に発表した。「Google Jamboard」は2024年12月31日をもって利用できなくなる。
2024年10月1日まで「Google Jamboard」(以下、Jamboard)のアプリはこれまで通り動作する。同日以降、Jamboardアプリは表示専用となり、Web版・アプリ版すべてのプラットフォームにおいて新しいJamの作成や既存のJamの編集ができなくなる。
2024年12月31日以降はすべてのJamデータが完全に削除され、JamboardアプリとJamファイルにアクセスすることはできなくなる。残しておきたいJamがある場合は、エクスポートもしくは代替アプリへの移行のいずれかを検討する必要がある。
エクスポートではJamホワイトボードをPDFまたはPNGファイルとして保存できる。移行先のアプリとして、Googleは「FigJam」「Lucidspark」「Miro」を案内している。なお、Google Cloud Japan Teamのブログには、Jamboardで作成されたファイルが失われないよう、Jamboardデータの保存方法およびFigJamへの移行手段を提供すると明記されている。同ブログでは、Jamboardアプリの終了に先行し、今後数カ月をかけてJamboardデータの保存方法やJamboardデータをFigJamに移行する方法などをJamboardアプリのユーザーと管理者に向けて周知していくとしており、数週間以内にヘルプセンターが公開される予定。
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