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FigmaがGoogle for Education向けプログラムを日本で提供開始、「FigJam」などを無償提供

 Figma Japanは、米Figmaが提供しているGoogle for Education向けの教育プログラムを、日本国内の小学校、中学校、高校へ展開することを、9月29日に発表した。これにより「Figma」と「FigJam」がGoogle for Educationで無償提供される。

教育現場における「Figma」「FigJam」の活用イメージ 教育現場における「Figma」「FigJam」の活用イメージ
教育現場における「Figma」「FigJam」の活用イメージ

 今回の、Google for Education向けの教育プログラムの日本国内への展開は、Google for EducationとFigmaによる初めてのパートナーシップに基づいて行われる。

 Figmaが提供する、共同で製品を作るチームのためのWebベースのデザイン・プラットフォーム「Figma」、チーム向けのオンラインコラボレーションホワイトボード「FigJam」は、Chromebookとのコラボレーションによって、児童生徒と教育者による共同の作業やデザインおよび学習を、より迅速かつ簡単に、楽しく体験できるようサポートする。

 「Figma」と「FigJam」は、ブレインストーミング、情報整理、プレゼンテーション、ディスカッション、共同作業といった、個別学習/協働学習を問わず、あらゆる学習シーンでの活用が可能。Chromebookは日本の教育現場で広く導入されており、GIGAスクール構想によって全国の小中学校のうち4割超に整備されている。

 今回のFigmaとGoogle for Educationの教育プログラムでは、全国の教育機関に「Figma」と「FigJam」を提供することで、児童生徒の「個別最適な学び」と「協働的な学び」を支援し、「主体的・対話的で深い学び」の実現に貢献していく。

 なお日本の教育の現状を理解すべく、4月にはすでに実際の教育現場での「Figma」と Google for Educationの教育プログラム・パイロット版の導入が開始されている。9月時点では「Figma」と「FigJam」が複数の都道府県の公立、私立、インターナショナルスクールの小学校、中学校、高校において使用されている。

 児童生徒は、あらゆる授業の中でカスタマージャーニーマップの作成、学校関連アプリのインターフェースやプロトタイプのデザイン、チーム・ブレインストーミングといった、幅広い用途で「Figma」と「FigJam」を活用する。

 今後は、同プログラムに関心のある学区や学校と直接連携していく。

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https://edtechzine.jp/article/detail/10120 2023/10/02 17:30

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