日本電気(NEC)は、全国の教育委員会や学校に対してGIGAスクール端末の利活用を促進すべく、日々の活用状況を分析する「NECカスタマーサクセスレポート」を、4月5日にリリースした。
「NECカスタマーサクセスレポート」の提供対象は、同社が提供する学習eポータル「Open Platform for Education」を導入している全国の教育委員会や小中学校で、レポート抽出料金は4月~2024年3月末日まで無料となっている(2024年度以降の料金については別途案内)。
レポート掲載内容は以下の通り。
- MEXCBT利用結果:アクセスログ(全体、学校別、児童ごとの平均)
- 連携学習コンテンツ利用結果:アクセスログ(全体、学校別、児童ごとの平均)
- 各ショートカット利用結果:アクセスログ(全体、学校別、児童ごとの平均)
- お知らせ登録数
- 学習eポータル掲載アプリ数
同社は、全国の小中学校で1人1台のタブレット端末が配備されたことを契機に、その利活用を図るべく「NECカスタマーサクセスプロジェクト」を発足。半年間で40超の市町村に対して研修サポートを実施し、3つの教育委員会に取材を通して「Open Platform for Education」の利活用状況を紹介した。
一方で、学習eポータルを用いたデータ分析においては、未だ整備が十分ではなかったことから、データ分析から今後の展望を提案することで、教育委員会や学校が学習eポータルを効果的、かつ継続的に利活用するための自走できる環境作りに伴走すべく、今回の「NECカスタマーサクセスレポート」提供開始に至っている。
今後は、すでに実施している研修と、レポート分析やアドバイザリーを掛け合わせることで、教育委員会や学校のベストパートナーとして最大限のサポートを提供していく。
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