eboard(イーボード)は、「発達障害啓発週間」(4月2日~8日)にあわせて行っている、発達障害と特性に応じた支援に関する普及・啓発に向けた取り組みの第2弾として、不登校支援をはじめとした教育・子ども支援団体向けの研修プログラム「eDojo(イードウジョウ)」内の講座「障害や特性に応じた支援」のレクチャー動画を、4月6日~20日23時59分の期間に無料公開している。
「eDojo」は、不登校支援に取り組むフリースクールや、子ども支援団体の職員・ボランティアなどを対象とした研修プログラム。多忙な教育・支援現場でも利用しやすいよう、1本8分未満のレクチャー動画で構成されたeラーニングと、組織内での学習を進めるグループワークを組み合わせたハイブリッド型のプログラムとなっている。
プログラム内の講座は、対人支援のための教育心理、学習支援、こども家庭福祉の3分野、フリースクール等民間団体の運営のための組織運営分野の計4分野で構成される。それぞれの分野は、大学教授や実践団体との監修・協同制作により開発されており、不登校の急増を受けて2022年に実証事業として取り組みを開始し、2023年5月からは正式なプログラムとしての提供を予定している。
今回、無料公開される「障害や特性に応じた支援」講座では、発達障害の定義、自閉スペクトラム症(ASD)、学習障害(LD)、注意欠陥・多動症(ADHD)それぞれの特性と支援方法について、基礎的な理解に役立つ内容をまとめた、レクチャー動画を用意する。
「発達障害について、なんとなく知ってはいるけど、きちんと勉強したことがない」「現場での経験はあるけど、改めて基礎知識を整理しておきたい」といった支援団体のスタッフや学校教員だけでなく、子どもや身近にいる子の持つ特性について理解したいという人にとっても、わかりやすく学べる内容となっている。
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