Polimill(ポリミル)は、新イシュー「部活動を地域移行するべきか?」について、同社が運営するSNS「Surfvote」にて、ユーザーからの意見投票の受付を4月12日に開始した。投票締め切りは6月30日。
スポーツ庁は、教職員の働き方改革を目的に、部活動の地域移行を政策として打ち出している。教職員は、通常の授業や生活指導に加えて拘束時間の長い部活動指導を行っているにも関わらず、十分な金額補填がないことなどから長らく疑問視されてきた。
部活動の地域移行によって教職員への負担が軽減されるとともに、より専門性の高い指導者から教われる点や、教員による暴言暴力を抑止する効果が期待できる。一方で、外部指導者の確保に地域差が発生することや、クラブチームへ支払う家庭への金銭的負担が懸念点として挙げられる。
「Surfvote」では、こうした背景を踏まえて「部活動を地域移行するべきか?」というイシューを発行し、投票の受付を開始した。投票結果は政策エビデンスとして関係省庁へ提出される。
「Surfvote」は、社会にあるさまざまな課題を問題提起し、それについて誰もが簡単に意見を投票可能なサービス。「イシュー」と呼ばれる各テーマ(課題)に対して、複数の選択肢から自身の意見を投票できる。
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