コドモンは、大阪府枚方市の学童44施設において、同社が展開する保育・教育施設向けICTサービス「CoDMON(コドモン)」の運用を、4月より開始する。同市ではすでに公立保育所・小規模保育施設・臨時保育室・子ども発達支援センター・幼稚園22施設でも「CoDMON」を導入している。
これまで同市の留守家庭児童会では、児童によって登室日や入退室時間が異なるため、保護者から電話やファクス、連絡帳などで日々入ってくる予定や時間指定などを職員が資料に転記して時間管理を行っていた。
令和5年2月からICTサービスを導入することで職員が一目で児童の入退室を管理でき、送りそびれの防止や児童の入退出時間が保護者にアプリなどでリアルタイムに配信されることにより、児童の安全確保とともに保護者の安心につなげる。
また欠席連絡や連絡帳入力などをシステムで行うことで、保護者の利便性の向上と事務作業の省力化により児童に向き合える時間の充実と職員の負担軽減を図る。
同市における「CoDMON」導入機能(予定)は以下の通り。
児童(園児)台帳
児童(園児)の名前・クラス(学年)・生年月日など、児童(園児)ごとに情報を一元管理することが可能。施設内での児童ごとの情報共有が容易になる。
利用申請・欠席連絡
登退室(登下校、登降園)時間帯の遅刻・欠席などに伴う連絡を、保護者アプリから申請できる。保護者は時間を気にせず瞬時に施設に報告でき、施設は電話対応することなくパソコンでリアルタイムに受け取れる。
入退室管理
児童(園児)の入退室記録は、QRコードを使った打刻機能で効率的に管理される。保護者は、スマホアプリを使用して登退室(登下校、登降園)の状況を家族と共有することが可能。
お知らせ一斉配信
保護者への連絡は、クラスや児童(園児)を指定してあらかじめ登録しておいたテンプレートから選んで連絡事項を記載するだけで簡単に情報を配信できる。メール配信のほか、スマホの通知機能やアプリ内で配信などあらゆる方法で情報を届けられる。
アンケート
保護者アプリ宛てに、出欠確認などに関する事前ヒアリングなどのアンケートを配信できる。クラス(学年)や児童ごとに配信先を設定できるほか、配信日時も自由に予約できる。
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