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イベントレポート(先端技術)

テクノロジーで社会にインパクトを! Microsoft学生ITコンテスト「Imagine Cup 2018 日本予選」レポート


 日本マイクロソフトは2018年4月16日、同社の年次イベントである学生ITコンテスト「Imagine Cup 2018 日本予選大会」を開催した。同コンテストでは、2次予選を勝ち抜いたファイナリスト10チームが集結し、7月にシアトル本社で開催される世界大会への出場権をかけて、自ら開発したソリューションを披露し競い合った。本記事では学生たち開発した技術力と可能性にあふれるソリューションを紹介しよう。

「Imagine Cup 2018 日本予選大会」では、10チームのファイナリストの中から3チームが世界大会への切符を手にした。
「Imagine Cup 2018 日本予選大会」では、10チームのファイナリストの中から3チームが世界大会への切符を手にした。

世界大会への出場権をかけて戦った10チーム。その結果は?

 Imagine Cupとは、2003年にMicrosoft創始者であるビル・ゲイツ氏の発案で始まった学生向けのITコンテスト。16歳以上の高校生、高専生、専門学校生、大学生、大学院生を対象に「世の中にインパクトを与える革新的でクリエイティブなソリューションやサービス」を開発し競い合うことで、国際競争力あるIT人材育成を目指す。今年で16回目となる同コンテストには、過去15回の間に世界190カ国から、のべ200万人以上もの学生が参加している。

 Imagine Cupの世界大会には、自国の国内予選を勝ち抜いたチームが世界中から集結する。その世界大会に日本代表として出場するチームを決定するのが「Imagine Cup 2018 日本予選大会」だ。今年は、2次選考まで勝ち残った10チームがファイナリストとして登場し、世界大会への出場枠3チームを目指して戦った。

「Imagine Cup 2018 日本予選大会」のファイナリスト10チーム。日本国内予選では、全国各地からAIやMRなどのテクノロジーを用いた、質の高いソリューションが多く集まったという。
「Imagine Cup 2018 日本予選大会」のファイナリスト10チーム。
日本国内予選では、全国各地からAIやMRなどのテクノロジーを用いた、質の高いソリューションが多く集まったという。

 予選大会では、各チームが7分間のプレゼンテーションと3分間の質疑応答に挑み、自らが開発したソリューションの魅力と実現性を伝えた。Imagine Cupでは技術力はもちろん、開発したソリューションをどのように広げていくのか、その実現性も問われることになる。そのため、学生たちはビジネスプランなどを示して説明しなければならない。単にアイデアを形にするだけではなく、実社会で通用するかどうかが重要というわけだ。

 こうしたプレゼンテーションによる戦いを経て、世界大会への出場権を手にしたのが、以下の3チームだ。

  • Mediated Ear(東京大学)
  • Team Emergensor(東京大学)
  • ezaki-lab(鳥羽商船高等専門学校)

 また、今年の日本国内予選の共催パートナーを務めた株式会社Preferred Networksから贈られる「Preferred Networks賞」にはCyberTech(筑波大学)が、来場したオーディエンスの投票で決まる「オーディエンス賞」には、世界大会出場を決めたMediated Ear(東京大学)が選ばれた。それぞれどのようなソリューションなのか、詳しく見ていこう。

次のページ
【東京大学 Mediated Ear】深層学習を利用して、特定の人の音声のみを抽出するソフトウェア

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この記事の著者

神谷 加代(カミヤ カヨ)

 教育ITライター。「教育×IT」をテーマに教育分野におけるIT活用やプログラミング教育、EdTech関連の話題を多数取材。著書に『子どもにプログラミングを学ばせるべき6つの理由 「21世紀型スキル」で社会を生き抜く』(共著、インプレス)、『マインクラフトで身につく5つの力』(共著、学研プラス)など...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です


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