東京学芸大学は、経済協力開発機構(OECD)との共同研究で、異なる国の生徒たちが自らの可能性を信じて、よりよい未来を共創する国際PBLを実践・実装を目指す取り組みの一環となる、ワークショップ「『先生になりたい!』って思ったとき、それが私の“タイミング”!早すぎない、遅すぎない!」と「教師になりたい学生目線で語る『理想の教室』『受けたい教育実習』!」を3月12日に、「人的資本・社会資本・自然資本の活用で地方の教育が熱い!」を3月14日に、それぞれオンライン開催する。いずれも参加費は無料で、事前登録が必要。
「『先生になりたい!』って思ったとき、それが私の“タイミング”!早すぎない、遅すぎない!」では、高校において教職に関係する弾力的なカリキュラム開発に挑戦する福島・郡山高校と、社会人が働きながら教員を目指せる通信教育を実施している神戸親和大学の事例を紹介する。開催日時は3月12日13時~15時。
「教師になりたい学生目線で語る『理想の教室』『受けたい教育実習』!」では、他国から教師になりたい学生を招き、他国との比較を通じて、日本の「教職課程」を学生同士で見直す。とりわけ、各国で「教室」がどう異なるのか、子どもたちが学ぶ毎日の環境に焦点を当てて比較する。また、教職課程の中でも特に「教育実習」の内容や時間数など、他国との比較から日本の教職課程の強みと課題について対話していく。開催日時は3月12日18時~20時。
「人的資本・社会資本・自然資本の活用で地方の教育が熱い!」では、地方創生と教育を結び付ける「資本」について考察し、教育予算という経済資本以外の日本の豊かな資本(人的資本・社会関係資本・自然資本)を大いに活用して、地域創生と探究学習の両立を実現しようとする取り組みを紹介する。また、まだ最大限には活用されていない教育人材(在外教育施設の教師など)と日本の公教育がつながることで、新しい探究活動や国際を日常的に感じることのできる新しいグローバル教育といった、日本の豊かな教育の可能についての対話を予定している。開催日時は3月14日18時~20時。
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