ちゅうでん教育振興財団は、全国の小中学校および特別支援学校(小・中学部)の教職員個人または教職員グループを対象とした、「ちゅうでん教育振興助成」および「ちゅうでん教育大賞(論文)」の募集を4月に開始する。
「第23回ちゅうでん教育振興助成」は、小中学校などにおいて2023年度内で行われる優れた教育上の試みや、教職員を対象とした教育に関わる研究大会・セミナーなどへの助成を行う。
助成対象は、全国の小中学校および特別支援学校(小・中学部)の教職員個人または教職員グループ(専修学校・各種学校は対象外)による、以下のような教育課題の解決につながる実践および研究。
- 新学習指導要領の実施に役立つ教育実践
- 地域社会と連携した活動、自然や文化・歴史などを生かした活動、災害復興活動 など
助成コースは、学校内で行われる多様な教育実践を対象にした「学校支援コース」(助成金額:10万円~30万円)、複数校の教職員による研究・研修を対象にした「団体研究コース」(助成金額:10万円~50万円)の2つを用意する。
助成件数は130件程度を予定しており、締め切りは6月13日必着。
「第22回ちゅうでん教育大賞」では、小中学校などで行われた授業実践の研究および成果をまとめた教育論文を広く募集し、優れたものに対して表彰を行う。
応募資格は、全国の小中学校、特別支援学校(小・中学部)の教職員個人または教職員グループ(専修学校・各種学校は対象外)で、研究題目は自由だが以下のような内容を含む論文が求められる。
- 2022年度を含む期間において実施された授業実践の研究および成果
- 総合的な学習の時間、特別活動を含む全教科領域を対象
- SDGsを題材とした学習やICT活用など、多様な教育実践論文
長さはA4版で40字×30行、18枚程度。締め切りは5月31日必着。
各賞とも賞状と副賞が用意されており、副賞は大賞(1件)が50万円、優秀賞(2件)が20万円、奨励賞(10件程度)が5万円。
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア