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千葉県船橋市の小学校などがPTA活動を推進する名簿・連絡管理ツール「polyfit」を有償導入

 polyfitは、同社のクラウドPTAソフト「polyfit(ポリフィット)」が千葉県の船橋市立坪井小学校など数校のPTAに有償導入されたことを、3月1日に発表した。児童生徒数1000人規模の学校では初となる。同社では、東京都、千葉県、神奈川県での導入実績をもとに「polyfit」を全国へ展開していく。

 坪井小学校では、全校児童数が1233人、850世帯の規模でPTA活動を行っている。毎年PTA役員選考をする際には全世帯から過去の役員経験を提出してもらい、それを半日かけて仕分け、次期役員候補を決定している。しかしこのプロセスは手間がかかり、120時間(学年委員会の保護者の仕分け時間)を要していた。また個人情報を含むことから学校での作業が前提とされるため、働きながら行うことへの難しさもあった。

 そこでPTA役員選考の工数を削減するため、坪井小学校が複数のツールを検討した結果「PTA活動に特化した名簿管理ができる唯一のツールであり、ITリテラシーに差がある保護者でも使いやすいUI/UXを持つツールである」という理由で「polyfit」が選定された。

 「polyfit」を活用して名簿を作成できるほか、通学路の見守り当番の管理などもできる。これにより自分がどこを担当しているのかが一目でわかり、校外部の旗当番見守り案内に対する問い合わせ数の減少により業務負担の軽減が期待できる。また過去のPTA役職経歴を登録でき、CSV出力することで役職履歴を瞬時に確認できる。役員候補者の優先順位を決めながら迅速に対応できるため、業務の効率化も期待できる。

 またPTA独自の連絡網およびWebサイトも簡単に作成できる。これによりPTA役員は迅速に最新情報を入手し、適切な措置を取ることができる。例えば、イベントの開催日程変更や緊急のお知らせなど、重要な情報を素早く共有することができる。

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https://edtechzine.jp/article/detail/8984 2023/03/03 13:30

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