プレシャスパートナーズは、2024年卒の大学生を対象に実施した、「キャリアプランに関する意識調査」の結果を2月10日に発表した。同調査は、プレシャスパートナーズが開催した就職イベント「WinC Audition」に参加した学生に対して、2022年9月14日~12月20日の期間に行われ、415名から有効回答を得ている。
調査対象者に、新卒で入社した会社で目指したい役職・ポジションを尋ねたところ、「役員」(27.2%)がもっとも多く、「社長」(26.8%)と合わせた割合は54.0%に達した。
「役員」を挙げた理由としては、「トップをサポートする立場にやりがいを感じているから」「自分の背中で語ることや、人を引っ張る力はないが、縁の下の力持ちのような役割は合っているなと感じているから」「魅力的なトップについていきたいので、社長は目指したくないが、その人の右腕になれるくらいの人材にはなりたいから」といった意見が寄せられている。
「社長」を挙げた理由としては、「部長を目指して役員にはならないと思うし、部長になるのも難しいと思うから。私は社長を目指す努力をしてようやく、役員、部長になれるものだと考えているから」「トップとして結果を出し続けて成長し、できるだけ多くの方に大きな影響力を与えたいから」「働くのであれば、一番上を目指したいから」といった意見が寄せられた。
新卒で入社した会社で働きたい期間を尋ねた質問では、「20年以上または定年まで」(33.3%)が最多となり、以下「5年~10年未満」(28.2%)、「10年~20年未満」(20.7%)が続いている。
「20年以上または定年まで」を挙げた理由としては、「今の社会では転職なども当たり前になってきていますが、私はやはり長くそこの会社で貢献や働きがいを見出したく考えているから」「転職に対して抵抗がある。安定して働きたいから」「好きな会社なら長くその会社のために働きたいから」といった意見が寄せられた。
「10年~20年未満」を挙げた理由としては、「将来独立を考えているから」「新しくやりたいことが見つかればそれにチャレンジしたい。その中で5~10年働けば次のチャレンジに活かせる知見、人脈、経験が得られると思うから」「その会社が自己実現に繋がっているならば何年でも働こうと思うのですが、まずは5年以上働いて、その業界、職種のことを知ることを目標としているから」といった意見が寄せられている。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア