amazing collegeは、子どもが公立小学校に通っている保護者505名、子どもが私立小学校に通っている保護者539名の、計1044名を対象に実施した、「小学校教育への意見」に関する調査の結果を12月21日に発表した。同調査は、12月5日~8日の期間に行われている。
調査対象者に、現在通わせている学校について、子どもの将来を想像した上で「適切」だと思って入学させたかを尋ねたところ、「はい」という回答が85.5%を占めた。
子どもが通っている小学校に対して不満(不安)があるかを尋ねた質問では、「かなりある」(8.2%)と「少しある」(37.0%)を合わせた割合が、半数近くとなった。具体的な不安の内容としては(複数回答)、「教育方法について」(45.3%)がもっとも多く、「教員について」(42.0%)、「教育内容について」(39.4%)がそれに続いた。
これからの時代に必要だと思う能力は何かを尋ねたところ(複数回答)、「判断力」(67.0%)が最多となり、以下「自主性(やる気・意欲的な姿勢)」(57.9%)、「言語能力」(49.9%)が続いている。
現在の小学校教育で、非認知能力は十分に伸ばしていけると思うかを尋ねた質問では、「あまりそう思わない」(33.8%)と「まったくそう思わない」(4.6%)を合わせた割合が約4割を占めた。オルタナティブスクールを知っているかを尋ねたところ、「知っている」が11.2%、「聞いたことはあるがどのようなものかは知らない」が28.5%、「聞いたこともない」が60.3%となっている。
子どもに必要な能力・成長が伸ばしていける環境であれば、既存の学校教育とは違うかたちでの教育を受けさせてもよいと思うかを尋ねた質問では、「とてもよいと思う」(19.4%)と「よいと思う」(58.1%)を合わせた割合が8割近くに達した。
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