翔泳社は9月15日、電子書籍『授業実践先進校に学ぶ「オンライン授業」成功のヒント』を発売しました。EdTechZineで2020年8月から12月にかけて掲載された連載を最新情報に加筆・修正し、1冊にまとめあげたものです。
執筆陣の先生方が所属する新渡戸文化学園では、コロナ禍で全国的な臨時休校が発生した2020年度の期初からオンライン授業の環境を整え、いち早く実践されてきました。
本書では、その実践にもとづき、オンライン授業の導入前のコンセプト作りから、研修方法、実際の授業における工夫まで、得られた知見やノウハウが現場の先生目線で全8章にわたり網羅されています。
また、新渡戸文化学園では「自律型学習者(どんな時代でも自分をコントロールし、前に進むことができる人)」の育成をすべての教育活動を通して目指されています。その実現に、近年普及が進むデジタルツールがどのような役割を果たすか、という視点でも参考にしていただけます。
小学校から高校までの実践を幅広くカバーしているため、ぜひ多くの先生方にご一読いただければと思います。
価格は税込990円。国内の電子書店で購入いただけます。
仕様
- 書名:『授業実践先進校に学ぶ「オンライン授業」成功のヒント 自律型学習者を育むデジタルツールを活用した学びの場の提供』
- 著者:奥津 憲人・栢之間 倫太郎・遠藤 崇之・山本 崇雄・芥 隆司・山藤 旅聞 著
- 価格:990円(本体900円+税10%)
- 文章量:5万字強
- 発売日:2022年9月15日(木)
- 出版社:翔泳社
目次
- 前書き
- 第1章 学校でのオンライン授業に向けて必要なこと――理念の共有とサービス選定
- 第2章 オンライン授業に向けて検討すべきことは? 学校や教員の準備と問題への対処方法
- 第3章 オンラインだからこそできる学びとは? 子どもたちの意欲を引き出す「世界一受けたいオンライン特別授業」
- 第4章 with・afterコロナにつなげる、教科の枠を越えたオンラインでの学び
- 第5章 「なぜ数学を学ぶのか?」iPadの創造性を活かし、その答えを見つける授業
- 第6章 テストや成績のためじゃない、学ぶ楽しさを知り未来をつくる「クロスカリキュラム」の授業
- 第7章 生徒が学びに対してポジティブになる、オンライン授業実践――そこで生まれた価値とは?
- 第8章 社会が大きく変化する中、学校の役割はどうなる? オンラインで実現した生徒主体・社会とつながる学びの実践
- 後書き
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【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社
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