セガは、教育関係者に向けてプログラミング学習教材「ぷよぷよプログラミング」と、小・中・高等学校の学習指導要領対応の副教材を利用した授業を体験できるオンライン研修会を、アシアルと共同で8月23日に開催する。参加費は無料。
本施策は、2022年4月の公開以来、副教材の使用申請が250校を突破したことに伴い、授業での活用方法に関する問い合わせが多いことを受けてのもの。
セガでは、プログラミングと親和性が高く、児童生徒に受け入れられやすいゲームコンテンツを活用した学習教材「ぷよぷよプログラミング」を開発・無料公開するとともに、授業カリキュラムの開発などを行い、全国の公立・私立学校など約20校で出前授業などを行ってきた。
2022年4月には、出前授業を実施する中で培ったノウハウをまとめ、教育現場で教員自らが「ぷよぷよプログラミング」を活用したプログラミングの授業を実施できるよう、学習指導要領に対応した副教材を製作した。
この度開催するオンライン研修会では、教員がそれぞれの学校にて授業をスムーズに行えるようサポートするもので、「ぷよぷよプログラミング」と副教材を活用した授業の進め方のポイントなどを解説する。
参加対象は以下の通り。
- 小学校・中学校・高等学校(もしくはこれに準ずる学校)の教員
- 学校におけるICT教育に携わっている人
開催日時は、8月23日の11時~12時。参加には、アシアルが提供するプログラミング学習環境「Monaca Education」内の専用ページから事前の申し込みが必要で、締め切りは8月22日。研修会は、Zoomを使用して行われる。
「ぷよぷよプログラミング」は、アシアルが提供するプログラミング学習環境「Monaca Education」において、「ぷよぷよ」のソースコードを書き写す作業(写経)を通してプログラミング学習ができる教材。製品版と同じ画像素材を利用し、実際に「ぷよぷよ」のプレイ画面を確認しながらコーディングができる。
副教材は、京都精華大学 メディア表現学部の鹿野利春氏が監修し、小・中・高等学校の学習指導要領に対応している。指導者が活用できる授業マニュアルや、児童生徒用テキストなど、全6種類を公開している。
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