旺文社の教育情報センターは、昨年度行われた2022年大学入試 一般選抜での英語の外部検定(=外検)利用について、「実際に受験生が使った外検」に関する調査結果を7月14日に発表した。同調査は、一般選抜で外検を利用した国公私立243大学(専門職大学は除く)を対象に行われ、142大学(12万1542人集計)から有効回答を得ている。
調査結果によると、外検を利用した受験生の9割近くが英検を利用しており、各大学は幅広い外検を入試で利用可としているが、実際はほとんどの受験生が英検に集中していることが明らかになった。その要因は、検定料の安さ、実施回数と試験会場の多さ、利用できる大学の多さと考えられる。
2025年に大幅な変更が予定されている大学入試(新課程入試)では、外検を利用する大学は増加する見込みで、高校生の外検受験はさらに拡大すると予想される。
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