スタディプラスは、同社が運営する「Studyplusトレンド研究所」が学習管理アプリ「Studyplus」上で大学生のユーザーを対象に実施した、「大学受験期のスマホを活用した学習に関するアンケート」の結果を6月23日に発表した。同調査は、5月27日~6月3日の期間に行われ、1780名から回答を得ている。
調査対象者に、大学受験期に1日のうちどのくらいの時間スマートフォンを利用していたかを尋ねたところ、コロナ禍以前と比較してコロナ禍で「3~4時間」が3.4%、「5~6時間」が3.2%、「7時間以上」が2.7%上昇した。
受験期にスマートフォンの使用を制限した方がいいと思うかを尋ねた質問では、コロナ禍で「厳しく制限した方がよい」が2.8%、「少しは制限した方がよい」が1.4%上昇している。
受験勉強のツールのひとつとして、何かしらスマートフォンを利用していたかを尋ねたところ、コロナ禍では97.2%となり、コロナ禍以前の86.5%から10.7%上昇した。
具体的な利用方法としては(複数回答)、「映像授業の閲覧」が20.4%、「SNSを活用した勉強、情報交換」が16.5%上昇している。
大学受験期に、スマートフォンで電子参考書(電子教材)を使っていたかを尋ねた質問では、「よく使っていた」が4.5%、「少し使っていた」が4.2%上昇した。
具体的な利用方法としては、「電車や車での移動中など、紙の参考書を広げることが困難な時に使用していた」「手にスマホしかないけどスキマ時間がある時に単語の確認などしていた」「通学や、塾の自習室で勉強する時に荷物が重たい時などに利用していた」といった回答が寄せられている。
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